伊雑皇社のほど近く、静かな山里に佇む木門虚空蔵堂(きかどこくぞうどう)。その境内を見守るように咲くしだれ桜は、長い年月を重ねた枝をしなやかに広げ、春には淡い花が風に揺れて、下から見上げるように楽しむことができます。周辺からは中央アルプスを望むことができ、桜と山並みが織りなす絶景も魅力です。

推定樹齢四百年以上、樹高十三メートル、枝張り十五メートルの大樹が静かに立つ笹見平(ささみだいら)のしだれ桜。ドーム型の樹形に咲き、威風堂々とした美しさで、訪れる人を優しく迎え入れる姿はまさに天然記念物の名にふさわしい一本桜です。反対斜面には平成26年に地域の皆さんで植えた”100本桜”があります。山里の静寂に包まれながら、豊丘村が誇る、時を超えて咲き続ける春の象徴となる景色です。

高台に広がる林公園(かきっ子公園)は、伊那谷や中央アルプスを一望できる、開放感あふれるお花見スポットです。春には園内を包み込むように啓翁桜やソメイヨシノなどの桜が咲き誇り、見下ろした豊丘中学校の校庭の桜景色も楽しめます。やわらかな春風を感じながら、家族や友人とゆったり過ごすピクニックにもおすすめ。青空、山並み、そして満開の桜が織りなす、豊丘村ならではの春絶景を楽しめます。

 

天竜川のほど近く、寺沢川沿いに続く桜堤公園(さくらづつみこうえん)の桜並木は、春になると川風に揺れる淡い花が一面を彩り、散歩やランニング、ピクニックにぴったりの心地よい空間をつくり出します。土手の開放感と桜の美しさが調和し、家族連れから写真愛好家まで幅広く楽しめるスポットです。ゆったり歩きながら、豊丘村らしいのどかな春景色を満喫してください。

豊丘村の林水仙園(はやしすいせんえん)は、春になると斜面いっぱいに100種類以上の水仙が咲き広がり、黄色のじゅうたんのような景色が楽しめる花の名所です。1.5アールの敷地に約8500株が咲き誇ります。
白や黄色、八重咲きやラッパ状など多様な水仙を楽しむことができます。また、同時期に桜も見ごろを迎えるため、視界いっぱいに花が咲き誇る春爛漫の風景をご覧いただけます。

豊丘村・比国平はなもも街道(びくにだいら はなももかいどう)は、春になると赤・白・桃色の花桃が道沿いを鮮やかに彩る人気のスポットです。1997年に地元の有志によって阿智村清内路で買い求めた花桃が植えられ、現在は約200本の花桃の木があります。ゆったり歩きながらの写真撮影はもちろん、レンタサイクルで花めぐりをして春の空気を感じるのにも最適なコースです。見頃には山里全体がやわらかな色に包まれ、豊丘村ならではののどかな春景色を楽しめます。

野田平こぶし群生林(のたのひら こぶしぐんせいりん)は、春の訪れを告げる白い花が特徴的。4月中旬頃には通称コブシ(タムシバ)の白い花が山一面 約3ヘクタールに咲き誇り、幻想的な景色を楽しめます。村花にも指定されるこの花は、ほのかな香りが特徴。昭和60年には村文化財にも指定され、地域に大切に守られてきた自然景観として親しまれています。